決済サービスやWebサイトなど、今では当たり前のように使われているQRコード。サッとスマートフォンをかざすだけで様々なサービスを受けられる非常に便利な機能です。
また、コロナ禍において非接触でサービス提供できるため多くの企業に活用されています。
QRコードは専用のアプリがあれば誰でも簡単にスマートフォンから利用することが出来ます。機種によっては始めからアプリがインストールされているものもありますね。
そんな老若男女問わず毎日のように利用されているQRコードですが、米国FBI(連邦捜査局)がサイバー犯罪者による不正なQRコードを使った詐欺に注意するよう呼びかけています。
改ざんされたQRコードを使った詐欺!?
FBIによると、サイバー犯罪者は不正なコードに置き換えたQRコードを消費者にスキャンさせ、悪質なサイトに誘導しアクセス情報や個人情報を盗む可能性があるという。
実際にテキサス州オースティン市では複数のパーキングで悪質なQRコードが見つかり、市の公式サイトに写真付きで公開。また同州サンアントニオ市でも不正なQRコードステッカーが発見されたとツイッターで注意を促した。
見つかったQRコードは料金支払いシステムの一部ではなく、悪意を持って作成された可能性のあるサイトにリンクされているとのこと。
つまりパーキングメーターの支払いをしようとQRコードをスキャンすると、詐欺目的で作られたサイトに勝手にアクセスされそこから個人情報等が盗まれるいわゆるフィッシング詐欺。
FBIは詐欺から身を守るためのヒントとして、スキャンしたURLをチェックする、QRコードからアプリをダウンロードしない、QRコードから移動したサイトからの支払いは避けるなどを挙げています。
詳細は「米国インターネット犯罪苦情センター」のサイトをご覧ください。
QRコードは誰でも簡単に作成できます
ウェブサイトのQRコードは誰でも簡単に無料で作成することが出来ます。
今回はQRコード作成サイト「QRのススメ」で実際に当ブログサイトのQRコードを作成してみます。
①まず「QRのススメ」にアクセス。赤枠部分にサイトのURLを入力し「OK」ボタンをクリック。
②サイズや色などを選択し「ダウンロードする」ボタンをクリック。
③たったこれだけでQRコードが作れます。
最後に
QRコードを使った決済は今や欠かすことが出来ません。
不正なQRコードを使った詐欺は日本ではまだあまり報道されてませんが既に私たちの身の回りに潜んでいるでしょう。
便利なものには危険がつきものです。他人事とは思わずに注意して活用していきたいですね。
参考にさせて頂いたサイト
https://www.cnn.co.jp/tech/35182422.html