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【2021年韓流】Netflixで配信中のオススメ韓国ゾンビ作品(Kゾンビ)

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【2021年韓流】Netflixで配信中のオススメ韓国ゾンビ作品(Kゾンビ)


Netflixで配信された『愛の不時着』『梨泰院(イテウォン)クラス』が大ヒットし、最近では『イカゲーム』が空前の大ブームを巻き起こす中、今韓流ドラマが世界中で注目を集めています。

昨今の”韓流ブーム”の凄いところはジャンルが多彩というところではないでしょうか。過去に日本で起こった韓流ブームは『冬のソナタ』や『猟奇的な彼女』『私の頭の中の消しゴム』『美男ですね』など、恋愛ものが中心でしたが今回は様相が違うようです。

『愛の不時着』は韓国と北朝鮮という絶対に相容れない男女がおりなす禁断のラブロマンス。『梨泰院クラス』は復讐を誓った主人公が仲間と共に復讐相手の大企業に立ち向かっていくサクセスストーリー&復讐劇。『イカゲーム』は大金を獲得するために様々なゲームに挑戦するデスサバイバル。

このように様々なジャンルの作品がヒットを収めています。ヒットの理由にはコロナ禍のステイホームによってnetflixやAmazonプライムなどの動画配信サービス自体が好調だからとか、「BTS」をはじめとしたK-POPが世界的に評価され、それに便乗するような形で映画やドラマも人気になったなど様々な意見がありますが、一つ言えるのは作品自体がやっぱり”おもしろい”ということではないでしょうかね。

そんな「第4次韓流ブーム」で私が特に注目しているジャンルが「ゾンビ」です。これまでサブカルチャーという扱いを受けてきたゾンビものが、ようやく日の当たる場所に登りつめてきたのです!

熱いぞ!韓流ゾンビ(Kゾンビ)

韓国産のゾンビはKOREAの頭文字のKをとって「Kゾンビ」と呼ばれ、世界的に人気のコンテンツとなっています。

今回はnetflixで配信中のKゾンビ作品から、ゾンビには目がない私がオススメの3作品を紹介します。

【キングダム】


【あらすじ】
物語の舞台は16世紀の李氏朝鮮。王が病に倒れたという噂が国中に広がる中、一人息子のイ・チャンは真実を確かめるため王の元に向かうが王妃親子によって面会を断られてしまう。不穏な空気を感じたイ・チャンは王の担当医師に会うため宮外の村へ。そこで目にしたのは謎の疫病によって”ゾンビ”となった村人たちであった。
果たしてイ・チャンは王妃親子の陰謀を暴き、蔓延する疫病を食い止めることができるのか・・・。

【感想】
韓国の歴史ものの映画が好きな私にとって歴史とゾンビの組み合わせがハズレな訳がないと思いながら観ましたが、その通りでした。衣装や時代背景も良く出来ていて歴史好きにとっても満足できますし、何よりゾンビとの戦いが銃ではなく剣や槍・弓といったアクション的要素が新鮮で楽しめました。

『キングダム』はシーズン1~2と、前日譚の『キングダム: アシンの物語』がnetflixで配信中です。

【Sweet Home -俺と世界の絶望-】


【あらすじ】
事故で家族を亡くした高校生のヒョンスはアパート「グリーンホーム」で引きこもりの生活をしていた。そんなある日、突然アパートの住人が異形の”モンスター”となりアパート内だけでなく外の世界もパニックに陥る。アパートに籠城したヒョンスは住人たちと助け合いモンスターとの戦いに勝利しパニックとなった世界を生き延びることができるのか・・・。

【感想】
『Sweet Home -俺と世界の絶望-』はゾンビというよりもモンスター系のパニックホラーですね。ストーリー展開が早いのであっという間に全話観終わってしまった印象です。モンスター系には欠かせないグロテスクな描写が満載なのでグロ好きにはたまらない一方で、登場人物が個性的でそれぞれに魅力があるので感情移入して涙が出そうな場面もちらほら。モンスターのクオリティも高く種類も様々で、C級モンスター映画にありがちな安っぽさは全く感じませんでした。

シーズン2が製作されるとかされないとか・・・。ぜひとも作ってほしいです。

【#生きている】


【あらすじ】
学校にも行かずオンラインゲームに夢中の主人公ジュヌ。しかし突然スマホに緊急速報が。マンションの窓から外を見渡すと、暴徒化した人間が逃げ惑う人々に襲い掛かっていた。事態に気づくのが遅れたジュヌは逃げることも出来ず部屋に閉じこもることに。時間と共に次々に失われていくライフライン。遂には食料も尽き絶望感から自殺を試みようとするが、向かいの棟から反応が。メッセージを送ったのはジュヌと同じくマンションに閉じ込められたユビンであった。二人は互いに助け合いマンションを脱出すること決意するのだが・・・。

『#生きている』はドラマではなく映画です。元々は韓国で劇場公開されたのですが日本では上映されずnetflixでの配信となりました。

【感想】
まず驚いたのは上映からわずか数分でゾンビが出現するというスピーディーな展開。ゾンビ映画の多くは”兆候”があって”ゾンビ化”という流れですが、この作品には兆候がありません。なので兆候部分のドキドキ感がない分、何の前触れもなく起きるドッキリ感と急に来る期待感を強く感じました。

物語の展開が、”籠城”からの”脱出”というゾンビ映画の王道なところはファンとしてたまらないものでした。また、ネットやSNS、ライフラインなど現代の社会が背景となっているため、「もし自分だったら」という没入感も味わえました。
最後に忠告ですが美味しそうな食事のシーンが多いので、夜中に見るのは止めた方がいいです(笑)

最後に

ゾンビ映画と聞くと、内容が薄くてとにかくグロテスクなんでしょ。という印象を持たれている人が多くいると思いますが、少なくとも今回紹介した3つの作品はそうではありません。

『キングダム』 は王位継承をめぐるサスペンス要素も満載で、民を守ろうと戦うイ・チャン世子と村民の奮闘には感動も覚えます。

『Sweet Home -俺と世界の絶望-』はグロテスクな描写が多いですが、仲間との絆や家族を亡くしたヒョンスの成長も見どころです。

『#生きている』は主要人物がジュヌとユビンの男女2人だけで、追い詰められた状況も相まっての胸キュン要素が所々に散りばめられています。

ゾンビ系、ホラー系が苦手な人も騙されたと思って一度ご覧ください!ハマる作品に出会えると思います!

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