近年、オンライン麻雀(雀魂・麻雀格闘倶楽部Spなど)やYouTuber・Vtuberの動画配信によって若い世代を中心に麻雀の人気が高まってます。
中でも火付け役と言われているのが『Mリーグ』です。Mリーグは、日本のプロ麻雀リーグで、麻雀を競技として発展させることを目的に2018年にスタートしたリーグです。試合は動画配信サービスABEMA(アベマ)で無料で視聴できるため気軽に楽しむことができます。
この記事ではそんなMリーグの特徴や魅力を紹介していきます。
Mリーグの特徴
企業がスポンサーのチーム制
- Mリーグには複数の企業がスポンサーを務めるプロチームがあり、各チームには3~4人のプロ雀士が所属している。
- 例えば、「渋谷ABEMAS(サイバーエージェント)」「KADOKAWAサクラナイツ(KADOKAWA)」など、チームによってスポンサーが違う。
公式リーグ戦が行われる
- 毎年10月から翌年5月くらいまで、レギュラーシーズン→セミファイナル→ファイナルと進んで、優勝を決める。
- 公式戦は基本的に「赤あり・一発・裏あり」のMリーグルールで行われる。
賞金&プロ契約
- 優勝チームには高額な賞金(5000万円など)が贈られる。
- 選手たちはMリーグ専属のプロ雀士として契約し、麻雀を仕事にできる環境が整っている。
ABEMAで生放送
- Mリーグの試合は、動画配信サービスABEMA(アベマ)で無料で視聴できるので、誰でもプロの試合を楽しめる。
参加チーム(2025年現在)
2025年現在Mリーグに参戦しているのは以下の9チームです。
- 赤坂ドリブンズ(博報堂DYメディアパートナーズ)
- EX風林火山(テレビ朝日)
- KONAMI麻雀格闘倶楽部(コナミアミューズメント)
- 渋谷ABEMAS(サイバーエージェント)
- セガサミーフェニックス(ガサミーグループ)
- TEAM RAIDEN/雷電(電通)
- U-NEXT Pirates(U-NEXT)
- KADOKAWAサクラナイツ(KADOKAWA)
- BEAST X(BS10)
主な人気選手
人気の選手を挙げればきりがないですが、ここでは麻雀以外にもマルチに活躍されている選手をご紹介します。
多井隆晴(渋谷ABEMAS)
麻雀団体RMUの代表を務めるなど、麻雀界での影響力が大きい選手です。その高い実力とトーク力で、多くのファンから支持を集めています。また自身のYouTubeチャンネルの登録者数は28万人以上(2025年3月現在)と、人気YouTuberとしての一面も持ち合わせています。
伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
声優としても活動しており(『咲-Saki- 全国編:上重漫役』、『アイドルマスター シンデレラガールズ:難波笑美役』)その多才さと親しみやすいキャラクターで人気を博しています。
岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
モデルやグラビアタレントとしても活躍しており、その美貌とスタイルの良さから「役満ボディ」と称されています。麻雀の実力も高く、ファッション誌のモデルやバラエティ番組など、多方面で活躍中です。
Mリーグが人気の理由
1. AbemaTVによる全試合生配信
- 無料で試合を視聴可能(一部プレミアム限定コンテンツあり)
- 視聴者数が毎年増加し、同時接続数10万超えの試合も珍しくない。
2. 麻雀プロのスター化
- 多井隆晴(最速最強)、佐々木寿人(攻撃型スタイル)など個性的なプロが多数。
- 選手のSNS発信やYouTube活動が活発で、ファンとの距離が近い。
- 麻雀プロのYouTubeチャンネル登録者数が20万人以上のケースも。
3. 企業スポンサーのバックアップ
- KONAMI、KADOKAWA、セガサミーなどの大手企業がチームを運営。
- 企業による広告・プロモーション効果で認知度が向上。
- 地上波のニュースや新聞にも掲載されることが増えている。
4. 麻雀のイメージ向上
- 「麻雀=ギャンブル」から「麻雀=頭脳スポーツ」へ。
- 健全なリーグ運営により、女性ファンや若年層の視聴者も増加。
- 実際にMリーグを観て麻雀を始める人が増えている。
5. ドラマティックな展開
- シーズン終盤のプレーオフは特に視聴者が増加。
- 一局ごとに大きく流れが変わるため、初心者でも楽しめる。
- 「奇跡の逆転劇」や「伝説の一戦」など話題性が高い試合が多い。
さいごに
Mリーグが視聴できるAbemaTVの麻雀チャンネルは、Abema内でもトップクラスの視聴者数を誇っています。また試合日にはXのトレンドにMリーグ関連ワードが頻繁にランクインするなど、その人気と注目度は右肩上がりです。
みなさんもスポーツを観戦する気持ちで一度Mリーグを視聴してみてはいかがでしょうか!
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